2025年シーズン、阪神打線の中でひときわ存在感を放っているのが森下翔太選手。
特に5月に入ってからのバッティングは、まさに“覚醒”と言っても過言ではありません。
今回は、その打撃成績の進化をデータで可視化しながら分析してみます!
5月の森下翔太:主な打撃成績(5/8時点)
項目 | 4月 | 5月(5月1日〜7日時点) | 今シーズン |
---|---|---|---|
打率 | .273 | .433 | .343(リーグ1位) |
本塁打 | 1本 | 4本 | 6(リーグ3位) |
OPS | .764 | 1.369 | .909(リーグ3位) |
長打率 | .398 | .900 | .522(リーグ3位) |
出塁率 | .366 | .400 | .386(リーグ1位) |
覚醒ポイント:ランナーあり時の“対応力”
森下選手が覚醒のきっかけは4/24ベイスターズ戦での勝ち越しホームランからと筆者は考えています。
4/23までのランナー有打率でさえ.343と高打率を残していましたが、4/24以降で見ると驚異の.438を記録します!
これは後ろを打つ佐藤輝明選手が好調であることも一つの要因と考えられますが、ランナーがいる場面での対応力こそが森下選手の真骨頂なのではないでしょうか。
参考データ
https://proran.jp/player_record_b_average.php?le=ce
改善点:対中日戦
未だ試合数は多くないとは言え、対中日戦に関しては打率.190、OPS.451とかなり苦手としております。
他4球団に対しては全て.300を超えているだけに、中日戦で成績を残すことが今シーズンの成績を飛躍させるポイントとなりそうです。
5/9(金)は甲子園での中日戦、相手は好投手高橋投手ですが、吉兆データとしては金曜日打率が.409と非常に高いので活躍を期待しましょう!
まとめ:森下は阪神打線の核へ進化中
5月のデータを通じてわかること――
森下翔太は、単なる「勢い」ではなく、**データでも裏打ちされた“打撃力の進化”**を遂げています。
このまま行けば、「2025年の阪神MVP最有力候補」になってもおかしくありません。
進化の一年となるよう温かく見守り続けます!
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